改訂予定 第47回マラソンコンテスト規約!

当会の令和6年度総会、5月26日、に於きまして、NTSLが設立以来、皆様と共に開催してまいりました、主催「マラソンコンテスト」の規約を改訂することとなりました。

 

同コンテストは、大変ユニークなスコアリングであり、皆様のお楽しみ・自己訓練に役立つように継続して開催しておりますが、昨今の我が国での少子化・高齢化に伴い、アマチュア局全体数が減少しつつあるなか、当会の会員局数も同様に減少しつつあります。

その影響で、マラソンコンテストの規約における、Bマルチの達成難易度が、徐々に高まっています。

せっかくの先人たちが設けていただきました、ユニークなルールですので、できるだけ、その骨格を維持しつつ、ご参加の皆様のお楽しみを続けていけるように、との改訂の柱をたてて、総会で検討しました。

 

コンテスト規約の詳細は、正式に当会WEBはじめ、JARLニュースにて発表となりますが、おおむね以下のように改訂を予定することになりましたので、事前にご案内させていただきます。

改訂の目的は、Bマルチの達成を促進することにあります。

 

そのため、これまでは概ね、参加できるアマチュア局は、個人局に限定していましたが、改訂予定において、NTSLが指定する「協賛社団局」の参加を規約に揚げる予定です。

識別信号は、JR3ZBT (現在、構成員数10名)です。

 

毎年、年末12月現在での、NTSL会員を紹介して、コンテストに備えていただく情報を提供しています。

しかし、会員局が在住しない市・郡が点在します。この地域を協賛地域として、協賛地域に移動運用するJR3ZBT/3(一般局扱い)との交信を各協賛地域ごとに1交信を有効として、1交信ごとに得点3点とします。

 

通常、個人局は、コンテスト期間中、1交信のみ有効です。しかし、JR3ZBT/3 は、会員局が存在しない複数の市・郡において、それぞれ1回のみ交信が有効となります。

 

これによって、ログ上には、JR3ZBT/3として、RS+(JCC or JCG 番号)のコンテストナンバーが異なっていて、かつ、その市郡域にNTSL会員局がリストに存在しない場合は、各1交信のみ有効であり、各3点を得ることになります。

 

協賛社団局JR3ZBT/3 の移動運用予定は、複数のオペレータが計画的に実施するものとし、その実施日時や協賛地域市郡は、NTSLのホームページにて掲載しますので、参加局に随時ご確認いただける予定です。

 

なお、この改訂に伴い、これまでの第46回以前に利用いただけたコンピュータアプリケーションは利用できません。

 

コンピュータ等を用いた電子ログサマリー様式は、JARL制定の様式を用いることとします。

すでにJARLの担当者と電子メールを交わし、利用可能性を確認しています。

以下のサイトから、利用可能です。

JARLコンテスト 電子ログサマリー作成ページ

また、当会でこれまでご用意していました、専用処理ソフトも改訂に伴って利用できなくなります。

これに代わり、ログの記録がスコアリングや申請を支援する、

企画アプリ NCMA

を現在、開発継続中です。

この、NCMAは、すでにVresion 0.38a について、令和6年4月、NTSL の全会員へDVDにてお届け済です。その後も継続して改訂が進み、現在、Version 0.40 が当会のサイトからダウンロード可能となっています。

 

NCMA, Version 0.40 において、交信時にログを登録して、そのつど、JCC・JCGの交信達成状況を確認可能となっています。(※スコアリングやサマリー作成機能は未装備)

NCMA は、当会会員局はじめ、令和6年2月にコンテスト申請された一般局で、当会により審査した一般局・関係局においてご利用可能な環境となっています。

新たに、利用を希望される場合は、別途、当会のお問合せ機能から、利用について照会されてください。

 

文 NTSL 事務局