会員局支援/高精度基準発信器の利用

144MHz や 430MHz を超える周波数帯でもFT8による通信が、アマチュア局によって楽しまれています。

周波数が高くなると、気になるのは周波数のドリフトです。

最近の無線機は、高い精度の周波数安定度を誇りますが、周波数安定度 ±0.5ppm以内(-10℃~+60℃)程度です。

(hamlife.jp の引用図)

高い周波数では、FT8の電波は、上図のように時間と共に明確なドリフトとなります。

安定した通信に、周波数安定度に対する対策は、不可欠です。中古の温度制御型水晶発振器(OCXO)を利用した、高性能ながらも、利用しやすい頒布価格で提供されています。

接続は、とても容易です。電源は、パソコンなどのUSBソケットから供給し、出力は、BNCやSMAのコネクタで、無線機背面の[REF IN 10MHz]コネクターに接続します。

接続後は、マニュアルに従い、簡単な設定をすることで、±0.01ppmという周波数安定度で運用できます。

詳細は、JA4BUA/KU3WA氏のWEBから確認ください。