リモートによる会員局支援

アマチュア無線で交信を楽しんだ後、相互に「交信証」と称する、QSLカードを交換し合います。

そのカードのレポート面に、交信の日付や時間など、詳細を記載します。

レポート面は、手書きの場合もありますが、あらかじめ用意された「枠」内に、必要な日付、数値、文章等を、プリンターを使って、直接打ち出す方法があり、多くの局で活用されています。

上の方法は、無線業務日誌の一つである、TurboHAMLOGの定義ファイルを調製することにより、容易に実現できます。

また、レポート面のその交信に特化するデータだけを、タックシールに印刷して、シールを剥がし、QSLカードに貼付する方法も取られています。

今回のご支援は、以下のように、後述した方法の場合です。

レポート面の枠は、空欄になっていますが、右上部分にシールが貼られていて、そのシールに表記されています。

今回、会員のご希望により、A4シートに、8段3列にシールが配置された用紙を使う場合として、TurboHAMLOGの定義ファイルを、独自に用意して、ご提供していましたが、微妙な各文言の配置位置やデータ位置、あるいは罫線の位置・種類や太さなど、これを調製するには、そのつど、定義ファイルを書き換える操作が必要となります。

この作業を、更に効率的に行うため、タックシールに印刷するアプリを使った場合を提案しました。

こうしたアプリは、無料で提供されている例もありますが、これまで様々な方々から情報をご提供いただき、アプリを選択して、ご購入をお勧めさせていただきました。

そのセットアップをはじめ、TurboHAMLOGからのcsvデータの抽出、ラベルシートのデザインそして、印刷をご案内させていただきました。

一部、詳細については、インターネットを使って、相互のパソコン画面を共有し、別回線で音声回線を確保して、ご支援させていただきました。