エディターで直接申請用テキスト作成

当会のマラソンコンテストでは、「直接申請」と呼称している申請方法があります。

その場合、交信記録をCSVテキストで作成保存します。

CSV:Comma Separated Value

直接申請のシステム(NVUS)は、TurboHAMLOG(ハムログ) の使用を想定したCSV 形式テキストファイルを処理する設計になっています。

ハムログは、以下のような列構成です。

ハムログを利用されていない場合、テキストエディターで、同様の構成となるCSVファイルを作成することで直接申請のシステムをご利用になれます。

左端に、「レコード番号(一意連番)」も生成されますが、NVUS では、使用しません。

従って、列(カラム)は、15個です。

つまり、14個の、カンマをデリミタとして末尾に改行コードで、一つの交信記録が構成されます。

このうち、NVUSでは、Call,Date,Time,His,My,Freq,Mode の7つの列レコードを使用しています。

一行に、14個のカンマが含まれますが、データは、7しか使っていません。残りはNull(空)としても問題ありません。また、CodeやRemarks1などにデータがあっても問題ありません。

よって、例えば、以下のような、1行の列レコードとなります。

JA3NVF,22/02/01,19:21J,592404,5924001M,144,SSB,24001,,,,,,,↓

( ※ ↓ : 改行コード )

Call : 半角大文字のコールサインです。移動局の場合、[/3]の記入も可能です。また、前後にまた、半角や全角の空白を含めてはいけません。

Date : 交信年月日です。西暦表示ですので、例えば2022年2月1日の場合、22/02/01 です。

(※ 月、日は、必ず半角数字2桁です。22/2/1 とすると、正しく得点計算しません。必ず、左のように、ハムログの出力形式で記録します。)

Time : 交信時分、セミコロンを入れて5桁と、J(日本標準時)で記入します。全体は半角6桁です。

His : 自局が相手方へ送信したRSレポートに続き、自局の運用地JCC番号またはJCG番号です。

このとき、ハムログエリアコードは使用しません。また、区番号は使用しません。

半角数字で、4桁または5桁になります。

最後に、自局が会員局である場合、末尾に、半角大文字のMを付加します。

この欄は、全体で、半角英数字が、6~8文字並びます。それ以外はエラーとなります。

また、半角や全角の空白を含めてはいけません。

My : 交信相手局から受信したレポートです。Hisの欄と概ね同様の構成です。

(His, My の欄に記載する内容が、コンテストナンバーとして評価され、得点算出の基礎となります。)

Freq : 半角で、使用した2m SSBのキャリア周波数(MHz)か、または、144と入力します。

Mode : 半角大文字で、SSB と入力します。以外は無効です。

続く列は、空(Null)か、ハムログが許す範囲のデータを記録することはできます。しかし、システムはその内容を評価しません。ただ、半角カンマのデリミターは、必要数配置して、最後に改行記号が必要です。

 

文字コードについて

サーバー上では、UTF-8 として処理します。SJISを選ぶと、サーバー上でログを正しく視認できない場合がございます。

 

ファイルの末尾は、[EOF]とします。