会員局支援/微弱電波利用
電波の利用は、アマチュア無線家にとって、関心の寄るところです。
人と人の間の無線通信としての、無線電信・無線電話に始まり、今日では、電子機器と電子機器の間での通信も幅広く利用されています。
その一つの例が、Wi-Fi (Wireless Fidelity)と呼ばれる電波を使う通信です。
これまでは、空中線電力で、10~20mWとの規定がありましたが、技術の発展や様々な状況での電波利用がひろがり、一定の条件を満たす場合は、1000mW の空中線電力が認められています。
その一つが、今や無くてはならない、Wi-Fi です。
さて、
各家庭に、大抵、設置されているTV端末では、今日、HDMI( High-Definition Multimedia Interface )端子が装備されているものが多くあります。
以前の、DVI端子(Digital Visual Interface) が改良され、昨今、4Kや8Kに対応した規格も定められています。
この、TVに装備された、HDMI端子に接続するドングル(差し込未式、特定の機能を提供する小型装置)の一つに、Wi-Fi 回線に接続可能な、商品があります。
パソコン端末で、すでに、デジタル配信されている映画などを楽しんでおいでの場合がありますが、今回会員間の相互研修で、目的としたのは、これを一般に使われているTV端末で視聴しよう、という取り組みです。
以下の場合に、実現可能です。
- 宅内にFTTH が敷設され、Wi-Fi ルーター機能が稼働している環境
- TV 端末が、HDMI 端子を有している場合
約、1時間弱で、Wi-Fi の説明書や、購入したHDMI ドングルの説明(英語・日本語)を読み解き、通常、パソコン端末で視聴している、デジタル配信の、映画や、広く利用されている youtube コンテンツの利用が可能となりました。
デジタル配信コンテンツは、有料(500円/月)他もありますが、中には youtube で、多くの無料での視聴が可能となっているものもあり、パソコンではなく、また、パソコンと、ケーブル接続することく、手軽に楽しめる、今回の相互支援は、よき機会となりました。