災害とは?

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一般的に、「災害」の言葉の意味が、「よくないできごと」とすると、

自然にまつわることと、人にまつわることに区分できます。

 


言葉で表すと、前者は「天災」であり、後者は「人災」と書けるでしょう。

天災は、「自然災害」でくくられ、人災は、「人的災害」と区分できます。

 


関連法令として、災害対策基本法が注目されますが、その目的は、以下のようになっています。

 

 

(目的)
第一条 この法律は、国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、防災に関し、基本理念を定め、国、地方公共団体及びその他の公共機関を通じて必要な体制を確立し、責任の所在を明確にするとともに、防災計画の作成、災害予防、災害応急対策、災害復旧及び防災に関する財政金融措置その他必要な災害対策の基本を定めることにより、総合的かつ計画的な防災行政の整備及び推進を図り、もつて社会の秩序の維持と公共の福祉の確保に資することを目的とする。
これからすると、同法は、主として、天災つまり「自然災害」に重きをおくと考えられます。

しかし、私たちの日常の生活観るに、「人的災害」も少なからず発生します。
特に、近年では、携帯電話・スマホ端末利用で、国民の多くがネット社会に生きています。
そのため、「ネット社会」が私たちの日々の生活において、良い面ばかりではなく、圧倒的情報が提供されていることで、様々な負の側面にも注意が欠かせなくなってきています。
そうした意味からも、「災害」を捉え、「防災」に結び付け、豊かでたくましい生活を送っていける日々でありたいと願います。