新年のご挨拶 NTSL 会長
 あけましておめでとうございます。
 旧年中、会員はじめご関係の方々には格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
おかげさまで、令和4年度、NTSL奈良県2mSSB愛好会は、創立44周年を迎えます。
 日本全体が、大きく少子高齢化が進展し、アマチュア無線を楽しむ方々の減少傾向は否めないところですが、昨年は、電波関係法規が改正されて、アマチュア無線の社会貢献活動の意味合いが大きく広がってきています。
 また、アマチュア局を運用するにおいて、必須の無線従事者資格を持たない、小学生や中学生が、有資格者の監督のもとで、アマチュア無線の体験臨時局を運用することにより、無線技術・科学技術に対する興味・関心を育む機会がご提供できるようになりました。
 当会は、会則に於いて、相互の親睦を基に、地域社会への貢献がうたわれています。令和5年度は、当会が創立45周年の節目を迎えます。記念の事業の一つとして、目下のところ、「奈良市防災意識高揚支援」の事業計画しております。すでに、奈良市教育委員会より、同企画事業に対し、後援名義使用承認をお受けしています。これを橋頭保として、JARLに対し、特別局の開設を申し出て、同事業を具現・推進することで、一層、当会の目的が実現できることを願っています。
 当会会員は、小学生から90歳近い長い経験をお持ちのメンバー群を擁しており、令和5年1月から展開を予定している事業に関わりきまして、更に、会員の皆様の、充実したハムライフとなることを願い、年頭のご挨拶とさせていただきます。
 最後になりますが、時節柄、いまだコロナ禍の状況でもございますので、会員お一人おひとりの、ご健勝・ご多幸をお祈りいします。
会長 大場 康弘 JK3WNB